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M4816●江戸和本〈漢英〉通用雑話 稀書 ロバート・トーム 辞書 万延元年

¥13,000(税込)
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アイテム説明

商品詳細

■〈漢英〉通用雑話[漢英通用雑話](上巻*下巻未刊)
【判型】大本1冊。縦粍。
【作者】(英)羅伯聃(ロバートン:ロバート・トーム、Robert ThoM、1807-46)序。
【年代等】道光23年(1843)作。万延元年刊。青井堂板。
【備考】分類「辞書」。全冊袋綴じ展開収録。『〈漢英〉通用雑話[漢英通用雑話]』は、アヘン戦争直後の1843年に中国で出版された語彙集と会話文例集を内容とする英語学習書。著者は、グラスゴー出身の英国商人で、当時、広東を中心に広く通用していたピジン英語に取って変わるべき正統な英語を中国人に教えることを目的として編んだもので、日本では万延元年に上巻のみが刊行されたが、トームの夭折により下巻は未刊に終わった(田野村・忠温「中国初期英語学習書における英語発音の漢字表記:流音の知覚と表記」、大阪大学大学院文学研究科紀要.2019.参照)。序文によれば、中国人で英語がよくできる人がッ少なく交流の支障となっているため、特に商売に携わる人が英語を習得するためのテキストとして、貿易用語から重要な語句を選んで漢字英語に訳したものを1冊にまとめたものという。本文は、「生意数目門」と「日常口頭語」の2部に分けて、語彙と会話文を集録する。本書の特徴の一つは、英語の発音を漢字で表記した点で、しかも、「切」と「合」と命名された「反切」も示すなど、体系的・学問的に編集されていることである。作者は、中国語の音韻体系と英語の音韻体系の違いを明確に認識しており、中国語にない英語の音韻に注意を払っているほか、複数形の規則変化・不規則変化にも言及する。なお、本書には「上巻」と明記するが、英作文や会話集としての下巻は未刊であり、その代わりに『The Chinese Speaker Part1』(1846)を著したものらしい(内田慶市「清国英語事始」、関西大学中国文学会紀要・第18号、平成9年)。なお、ロバート・トームは、1840年来華、同年、英国領事館に入り、アモイ・舟山・鎮海・広東などで通訳にあたった後、1843年に英国駐寧波初代領事に就任した人で、漢訳イソップ『意拾喩言』(1840)を著した。
★原装・題簽付・美本。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、110,000円】。

商品の情報

カテゴリー:本・雑誌・漫画>>>本>>>その他
商品の状態: やや傷や汚れあり

カラー名は、ショップ提供情報に基づいています。モデル画像は着用イメージとなります。色味は生地アップでご確認ください。画面設定等により実際の商品の色とは異なって見える場合がございます。

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