四十数年にわたりアストリアスの製作技術を支えた現代の名工「辻 渡」によって設計された、高く評価を受けるオリジナリティ溢れるモデル。横・裏板にはハカランダかマダガスカルローズウッド単板が用いられています。音の立ち上がりが早く、クリアトーンで深く芯がありよく通る音がします。現在のカタログを見るとマダガスカルローズウッド単板使用になっておりますが、以前はハカランダを使用していた時期もあり、保証書も無く製造年代も不明のため長年の経験から音質・打痕音・木目・色・香りなどからハカランダではと判断しました。これまでにヴィンテージ物を始め数多くのハカランダ材使用の個体を試奏見聞してきましたの、間違いではないと思います。自信はあります。本来、ハカランダは中南米産ローズウッドに共通して用いられる名前であり、ブラジリアンローズウッドやホンジュラスローズウッド、マダガスカルローズウッド、ココボロなどが有り、70年代は全てをハカランダと呼んでいたようです。80年代になりマダガスカルローズウッド等を別名ニューハカランダと呼び、ブラジリアンローズウッドのハカランダと分けて記載され出したようですが、基本的には同じルーツを持つ素材です。ボディ内部には防湿塗装が施されいます。非常に丁寧に製作されていて、ワンオーナー所有のためほとんど擦り傷打ち傷も無く、トップ板も日焼けなどの変色もない非常に使用感の薄い美品です。勿論、ネック反りも有りません。12Fの弦高は1弦側で約2.9mm、6弦側で約3.8mm、サドル調整可能幅は約3mmです。スイス製のスーパーライトケースが付いています。表面板 : ドイツ松単板横・裏板 : ハカランダ単板orマダガスカルローズウッド単板弦長 : 650mm指板 : 黒檀ネック : マホガニーブリッジ : ハカランダ艶消し塗装 : 表面板/セラックニス仕上げ 横・裏板/ラッカー仕上げ糸巻 : ゴトー 35G510C-P定価 : 660,000円
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 楽器/器材 > アコースティックギター |
商品の状態 | 未使用に近い |