昭和61年に、そごう神戸三宮店にて、祖父が購入した絵画です。応接間で約10年飾った後、暗室で保存していました。見た目には劣化等ありません。梶喜一作の日本画 、金箔仕様の鯉の作品です。絵サイズ 約56cm×約39cm写真をご覧の上、ご理解、ご納得頂ける方でよろしくお願いいたします。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー梶 喜一 (かじ きいち) 明治37年京都市に生まれる。初め都路華香に師事し、また京都市立絵画専門学校を卒業し研究科に進んだ。初め崇樹喜一。在学中の大正4年と5年には帝展に《円山公園》などで入選し、華香の没後は西村五雲に師事した。12年に応召して中国に赴き14年に帰還した。また同14年には山口華楊らによる新晨鳥社の会員となり、16年から新文展に入選を重ねた。戦後は昭和21年秋の第2回日展から毎回のように入選を重ね、28年に《鯉》で白寿賞を受賞した。また38年には《牡牛》で特選白寿賞を受賞。更に42年の新日展には《游影》で再び特選白寿賞を受賞して注目され、鯉の名手として知られた。以後は風景画や女性像にも挑戦し、51年には日展会友となり、53年に初の審査員を務めて《雛妓》を出品。54年には個展を日本開催し、日展会員となるが、翌年昭和55年に京都で没した。享年77才。
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