なんと今から492年前に出版されたフランスの古書です!中身は基本的にはラテン語で記されており、後半部分は一部ヘブライ語やギリシャ語も見られます。この本の著者であるSebastian Gryphius(1492-1556)はドイツ生まれで、イタリアのヴェネツィアなどで父から印刷技術を教わながら書籍商(本を売る仕事)を営なみ、彼自身は人文主義者でした。1520年頃にはリヨンに移り亡くなるまでそこに定住しました。Gryphiusは、初めは法律や行政に関する著作を出版し、後にラテン語の古典文学の作品の出版に移行しました。この本は1455年にグーテンベルクによる「グーテンベルク聖書」が出版されてから75年後、「インキュナブラ 」と呼ばれる初期の印刷技術から「ポスト・インキュナブラ 」となり1501年~1540年までに出版されたものがそれに該当するため、1530年に出版されたこの本も「ポスト・インキュナブラ」の時代のものとなります。博物館に展示されるレベルの超貴重な一冊です!まず日本の市場では滅多に出回らないかと思います。大変古い物ですので、表紙は当時のものではなく後の時代(おそらく20世紀に入ってから)に再製本されたように思われますが、中身はもちろん当時のものになります。全体的に経年劣化があり部分的に修復が施されています。予めご了承ください。出版国/地域:フランス/リヨン(当時はLugdunum/Lugduniというヴァロワ=アングレームが支配していたガリアの属州)出版年:1530年タイトル:"Unicus Tomus Coms Mentarios in Psalterium"著者:Sevastiauns Gryphius(Sebastian Gryphius)サイズ:33.4cm×24.5cm(厚さ 4.3cm)#アンティーク#イギリスアンティーク#ブロカント#シャビー#アンティーク洋書#アンティーク古書#洋書ディスプレイ#アンティーク雑貨#蚤の市#革装丁#総革#フルレザーバインディング#レザーブック#撮影小道具#アンティーク家具装飾#ディスプレイブック#古本#洋古書
商品の情報
カテゴリー | その他 > アンティーク/コレクション > 印刷物 |
商品の状態 | 傷や汚れあり |